GALLERY ( 8F )
横田大輔 個展 Alluvion
■開催期間
期間:2021.07.10. Sat - 2021.08.07. Sat
営業:12:00 - 19:00
会場:RICOH ART GALLERY
休廊日:月・日・祝
※ 最終日は、18:00で閉廊いたします。
※ 新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う緊急事態宣言発令等により、会期・営業時間が前後する可能性がございます。予めご了承ください。
この度、RICOH ART GALLERYでは、横田大輔個展「Alluvion」を開催いたします。
横田大輔の表現は、従来の写真というメディアの在り方を超えて、独自に進化し続けてきました。それは、2010年「第2回写真1_WALL 展」グランプリ、2016年には国際的な写真賞「Foam Paul Huf Award」の受賞、2018年のテートモダンでのグループ展「SHAPE OF LIGHT」参加、さらに第45回(2019年度)「木村伊兵衛写真賞」など、国内外で高い評価を得ています。本展では、横田の幅広い表現のひとつ「Color Photographs」と、リコー発の立体印刷アートプロジェクト「StareReap」が共創した作品18点を発表し、新しいメディアによる表現の可能性を提示します。
感染症予防対策の観点から、事前予約制をとらせていただきます。なお、ご来廊の予約は6月25日(金)より下記にて開始いたします。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
Link :予約フォーム※外部サイト「ArtSticker イベントページ」へ移動します。
Link :PRESS RELEASE
この度、RICOH ART GALLERYでは、横田大輔個展「Alluvion」を開催いたします。
横田大輔の表現は、従来の写真というメディアの在り方を超えて、独自に進化し続けてきました。それは、2010年「第2回写真1_WALL 展」グランプリ、2016年には国際的な写真賞「Foam Paul Huf Award」の受賞、2018年のテートモダンでのグループ展「SHAPE OF LIGHT」参加、さらに第45回(2019年度)「木村伊兵衛写真賞」など、国内外で高い評価を得ています。本展では、横田の幅広い表現のひとつ「Color Photographs」と、リコー発の立体印刷アートプロジェクト「StareReap」が共創した作品18点を発表し、新しいメディアによる表現の可能性を提示します。
感染症予防対策の観点から、事前予約制をとらせていただきます。なお、ご来廊の予約は6月25日(金)より下記にて開始いたします。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
Link :予約フォーム※外部サイト「ArtSticker イベントページ」へ移動します。
Link :PRESS RELEASE
本展のために制作された作品において、2.5D プリンターによるインクの塗膜が何十層も集積されて実現する形は、まるでうつろう記憶やそこに保管されたイメージが、なんども反復され定着してくことを示しているかのようです。
しかし、それは忠実に再現されるのではなく、物質的な変容を経ており、その過程のなかで本来のフィルムとは異なる価値を与えられ、観る者の想像力を刺激する作品としてあらたに存在するのです。
StareReap により作品は、フィルムの被膜性以上の存在感をもち、2.5D のあらたな表現として昇華されたともいえるでしょう。さらに進化した横田大輔の作品を堪能できる個展「Alluvion」を、RICOH ART GALLERY にてぜひご高覧いただけますよう心よりお願い申し上げます。
本展のために制作された作品において、2.5D プリンターによるインクの塗膜が何十層も集積されて実現する形は、まるでうつろう記憶やそこに保管されたイメージが、なんども反復され定着してくことを示しているかのようです。
しかし、それは忠実に再現されるのではなく、物質的な変容を経ており、その過程のなかで本来のフィルムとは異なる価値を与えられ、観る者の想像力を刺激する作品としてあらたに存在するのです。
StareReap により作品は、フィルムの被膜性以上の存在感をもち、2.5D のあらたな表現として昇華されたともいえるでしょう。さらに進化した横田大輔の作品を堪能できる個展「Alluvion」を、RICOH ART GALLERY にてぜひご高覧いただけますよう心よりお願い申し上げます。
■横田大輔ステートメント
デジタル化以降の写真は、撮影した画像をベースとしてPhotoshopなどのアプリケーションにより修正や加工など二次的介入が当たり前になりました。かたやプリントは、速度や精密さなどの変化はあるものの基本的に再現性という枠を出ておらず、結果写真表現のあり方は印刷技術に依存する形として今もなお根本的な変化をもてずにいるのではないかと感じています。
■横田大輔ステートメント
デジタル化以降の写真は、撮影した画像をベースとしてPhotoshopなどのアプリケーションにより修正や加工など二次的介入が当たり前になりました。かたやプリントは、速度や精密さなどの変化はあるものの基本的に再現性という枠を出ておらず、結果写真表現のあり方は印刷技術に依存する形として今もなお根本的な変化をもてずにいるのではないかと感じています。
StareReap2.5は、再現性を超えた多様なバリエーションを作り出すことができます。そのような複雑かつユニークな表現性をもつ印刷技術によって写真の新しい展開が可能になるのではないでしょうか。
銀塩乳剤がインクに置き換わる際にどのような変性作用を及ぼすのか、非常に興味深く関わらせていただいています。
StareReap2.5は、再現性を超えた多様なバリエーションを作り出すことができます。そのような複雑かつユニークな表現性をもつ印刷技術によって写真の新しい展開が可能になるのではないでしょうか。
銀塩乳剤がインクに置き換わる際にどのような変性作用を及ぼすのか、非常に興味深く関わらせていただいています。