GALLERY ( 8F )
東城信之介 × 松田ハル × リュウ・イカ_積層 | Layers
■開催期間
期間:2022.10.29. Sat - 11.12. Sat
営業時間:12:00 - 19:00
会場:RICOH ART GALLERY
休廊日:日・月 ※11/3(木・祝)は開廊、11/4(金)は休廊となります。
※ 最終日は、18:00で閉廊いたします。
※ 新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う緊急事態宣言発令等により、会期・営業時間が前後する可能性がございます。予めご了承ください。
ギャラリーでは検温とアルコール消毒のご協力をお願いしております。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
Link :PRESS RELEASE
RICOH ART GALLERYでは、東城信之介、松田ハル、リュウ・イカによる3人展「積層」を開催いたします。RICOH ART GALLERYが銀座のスペースでの活動をする機会は、本展を含めてあと2つの展覧会を残すのみとなりました。
「積層」とはこのリコーの印刷のエッセンスを端的に表した言葉であるといえます。StareReapの技術の根幹は、髪の毛1本程度の厚みのプリント層を繰り返し重ね、数ミリまで積み上げていくことにあるといえるでしょう。UVインクジェットプリントの特性上、レイヤードされているイメージとの相性はとても良く、本展に出品する3人の作家はそれぞれの手法でStareReapの可能性を追求しています。
東城信之介は2019年のVOCA展で最高賞となるVOCA賞受賞後、精力的に活動を広げています。普段の制作では、鋼や銅を酸化させた板に研削を加えて、メタリックかつイリュージョニスティックな画面を創出しています。本展では、アクリルに透明印刷をした支持体の上に、ペイントや加工を施したユニークピースを制作しました。プリントをあくまで素材として捉え、物質と絵画の両軸からStareReapを解釈しています。
RICOH ART GALLERYでは、東城信之介、松田ハル、リュウ・イカによる3人展「積層」を開催いたします。RICOH ART GALLERYが銀座のスペースでの活動をする機会は、本展を含めてあと2つの展覧会を残すのみとなりました。
「積層」とはこのリコーの印刷のエッセンスを端的に表した言葉であるといえます。StareReapの技術の根幹は、髪の毛1本程度の厚みのプリント層を繰り返し重ね、数ミリまで積み上げていくことにあるといえるでしょう。UVインクジェットプリントの特性上、レイヤードされているイメージとの相性はとても良く、本展に出品する3人の作家はそれぞれの手法でStareReapの可能性を追求しています。
東城信之介は2019年のVOCA展で最高賞となるVOCA賞受賞後、精力的に活動を広げています。普段の制作では、鋼や銅を酸化させた板に研削を加えて、メタリックかつイリュージョニスティックな画面を創出しています。本展では、アクリルに透明印刷をした支持体の上に、ペイントや加工を施したユニークピースを制作しました。プリントをあくまで素材として捉え、物質と絵画の両軸からStareReapを解釈しています。
松田ハルは京都芸術大学大学院に在学中の新進作家です。空間の複製物であるVRと、絵画の複製である版画を組み合わせ、高解像の仮想空間とは一線を画す抽象的なイメージの断片で構成されたランドスケープを表現しています。これまではシルクスクリーンの技法をベースに制作をしてきましたが、今回はデジタルの作品データをそのままプリントまで直結できるStareReapの特性を活かした大作を発表いたします。
松田ハルは京都芸術大学大学院に在学中の新進作家です。空間の複製物であるVRと、絵画の複製である版画を組み合わせ、高解像の仮想空間とは一線を画す抽象的なイメージの断片で構成されたランドスケープを表現しています。これまではシルクスクリーンの技法をベースに制作をしてきましたが、今回はデジタルの作品データをそのままプリントまで直結できるStareReapの特性を活かした大作を発表いたします。
リュウ・イカは中国・内モンゴル自治区出身の写真家です。今夏はラグジュアリーブランド「LOEWE(ロエベ)」の秋冬メンズキャンペーンで北野武氏らを撮影したビジュアルが大きな話題となりました。来年のVOCA展にも選出されており、注目が集まっているタイミングでの待望のグループ展参加となりました。リュウが強い関心を持っている母性や肉体性、魂といったテーマの連作を発表いたします。
絵画、デジタル、写真といったメディアとStareReapのテクノロジーがどのように拮抗し、新しい表現を生み出していくのか―
これまでの作品制作に囚われない、作家たちの挑戦を是非ともご高覧ください。
リュウ・イカは中国・内モンゴル自治区出身の写真家です。今夏はラグジュアリーブランド「LOEWE(ロエベ)」の秋冬メンズキャンペーンで北野武氏らを撮影したビジュアルが大きな話題となりました。来年のVOCA展にも選出されており、注目が集まっているタイミングでの待望のグループ展参加となりました。リュウが強い関心を持っている母性や肉体性、魂といったテーマの連作を発表いたします。
絵画、デジタル、写真といったメディアとStareReapのテクノロジーがどのように拮抗し、新しい表現を生み出していくのか―
これまでの作品制作に囚われない、作家たちの挑戦を是非ともご高覧ください。