ARTIST

梅沢和木

PROFILE
うめざわ・かずき  |  Kazuki UMEZAWA
PROFILE

画像の粒子 -Twelve Style-
Particle of Image -Twelve Style-

2021,紫外線硬化樹脂(StareReap 2.5プリント)にアクリル, 91.5×91.5cm

デジタル画像をモチーフにした梅沢は、これまで多くのキュレーター、評論家に評価されてきました。デジタル画像ではピクセルを最小単位として構成するため、ある意味、現実世界が単純化されているともいえるでしょう。これをStareReap で実体化させるには、インクの粒子を噴射し定着させ、それを何層にも 積み重ね、微細な凹凸をつくりあげていきます。 デジタル世界のピクセルという単位に、よりリアリティを 感じる梅沢は、このことにフォーカスし「粒子」を本展展覧会タイトルとのキーワードとしました。本作品《画像の粒子 -Twelve Style-》も粒子が意識されており、これまで取り上げてきたモチーフが重層的に構成され、本展を象徴する作品となっています。

画像の粒子 -Twelve Style-
Particle of Image -Twelve Style-

2021,紫外線硬化樹脂(StareReap 2.5プリント)にアクリル, 91.5×91.5cm

デジタル画像をモチーフにした梅沢は、これまで多くのキュレーター、評論家に評価されてきました。デジタル画像ではピクセルを最小単位として構成するため、ある意味、現実世界が単純化されているともいえるでしょう。これをStareReap で実体化させるには、インクの粒子を噴射し定着させ、それを何層にも 積み重ね、微細な凹凸をつくりあげていきます。 デジタル世界のピクセルという単位に、よりリアリティを 感じる梅沢は、このことにフォーカスし「粒子」を本展展覧会タイトルとのキーワードとしました。本作品《画像の粒子 -Twelve Style-》も粒子が意識されており、これまで取り上げてきたモチーフが重層的に構成され、本展を象徴する作品となっています。

WORKS

ARTIST PROFILE

梅沢和木

うめざわ・かずき  |  Kazuki UMEZAWA

1985年、埼玉県生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。
インターネット上に散らばる画像を再構築し、
圧倒的な情報量に対峙する感覚をカオス的な画面で表現する。
CASHI所属。
主な展示に、CASHI「黒の夢」(2020)、
ジェフリーダイチ「Tokyo Pop Underground」(2019)、
東京都現代美術館「百年の編み手たち−流動する日本の近現代美術−」(2019)、
ワタリウム美術館「HYPER LANDSCAPE 梅沢和木×TAKU OBATA」(2018) など。

[パブリックコレクション]
東京都現代美術館
森美術館



Photo by Shintaro Yamanaka (Qsyum!)