ARTIST

山内祥太

PROFILE
やまうち・しょうた  |  Shota Yamauchi
PROFILE

《ワルツ》シリーズ

2022,UV inkjet print (StareReap 2.5) on PVC board with aluminum mounting, framed, [each] 138.3×87.1 cm(image size) / 155.9 ×104.7 ×4.1 cm(framed)

《Ballet Mécanique #1》と《ワルツ》シリーズは、コンピューター上で生成されたイメージを、StareReapの立体印刷によって受肉させようという試みです。 展覧会の表題作は、フランスの画家 フェルナン・レジェが1920年代前半に制作した実験映画の題名に由来します。レジェは、運動する人間をクローズ・アップで撮影することで、身体をパーツごとに分断し、そこに別の視点を与えようとしました。 リコーの工場にあるStareReap専用の巨大プリンターが稼働する姿を目の当たりにした山内は、「まるで機械が踊っているようだ」と形容しました。山内の企てには、レジェの短編映画と共鳴する部分があるように思えます。

《ワルツ》シリーズ

2022,UV inkjet print (StareReap 2.5) on PVC board with aluminum mounting, framed, [each] 138.3×87.1 cm(image size) / 155.9 ×104.7 ×4.1 cm(framed)

《Ballet Mécanique #1》と《ワルツ》シリーズは、コンピューター上で生成されたイメージを、StareReapの立体印刷によって受肉させようという試みです。 展覧会の表題作は、フランスの画家 フェルナン・レジェが1920年代前半に制作した実験映画の題名に由来します。レジェは、運動する人間をクローズ・アップで撮影することで、身体をパーツごとに分断し、そこに別の視点を与えようとしました。 リコーの工場にあるStareReap専用の巨大プリンターが稼働する姿を目の当たりにした山内は、「まるで機械が踊っているようだ」と形容しました。山内の企てには、レジェの短編映画と共鳴する部分があるように思えます。

WORKS

ARTIST PROFILE

山内祥太

やまうち・しょうた  |  Shota Yamauchi

1992年岐阜県生まれ。神奈川県在住。2016年東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻修了。『TERRADA ART AWARD 2021』ではファイナリストに選出され、金島隆弘賞・オーディエンス賞を受賞。主な展覧会に、『第二のテクスチュア(感触)』(Gallery TOH、2021年)、『水の波紋2021展 消えゆく風景から ― 新たなランドスケープ』(ワタリウム美術館、2021年)、『多層世界の中のもうひとつのミュージアム——ハイパーICCへようこそ』(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]、2021年)、『TERRADA ART AWARD 2021 ファイナリスト展』(寺田倉庫 G3-6F、2021年)、『六本木クロッシング2019:つないでみる』(森美術館、2019年)など。

http://shotayamauchi.com/

Photo : Koichi Takemura